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読み返し

村上龍・著
『コインロッカーベイビーズ』を
数年振りに
再読する。

凄いなあ。

本当に
30年前に
書かれた作品なのか
信じられない。

時代や社会の
閉塞感を
破壊し打ち破り
突き抜けて行く
エネルギーと
スピード感に
改めて
圧倒される。

『コインロッカーベイビーズ』は
音楽を越えうる
文学なのではないか等と思う。

研ぎ澄まされ
覚醒する
祈りにも似た
生き抜こうとする力に
改めて
果てしなく共感する。


きっと
誰もが
生きる時
コインロッカーの中の様な
息苦しさを
感じ思い
でも打ち破り
超えて行きたいと
思い生きているんじゃないか。

母なる胎内の
温かさのない
コインロッカーの
冷たく無機質な
世界が
誰もが
生きている世界だとして

多くの人が
自らの人生を
投影出来うるから
この作品は
名作と呼ばれるような気がする。

読み返し
見返す度に
何かを発見する
作品は
やはり
読み手が
自らの人生を投影する
圧倒的な力を持つ。

普遍的であり
もしかして
革新的な。

映画も音楽も
然りだが
一人の人間の
人生のその年代で
一つの作品の
感じ方が変わって行くというのは
きっとそういう
素晴らしい作品力
なんだと最近思う。

今は
豪華客船を
舞台にした
ピーターラブゼイの
『偽のデュー警部』
読み返しはじめた。

読み返し
又発見する
喜びを
感じながら。

『トムソーヤの冒険』
『宮沢賢治童話集』

近々
読み返します。



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山本さんのブログ
文が面白くかけて居るので読んでて、とても、リアルに感じられるし、おすすめする物は素直に興味が沸いて来ますね
2011/07/08 Fri| URL | 踊り子 | edit

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